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2006年2月21日 (火)

『ポアロのクリスマス』 アガサ・クリスティー

ポアロシリーズ。

ミステリーって、たまに読むけど、最後の方に行くほど読み出すと止まらない。

この本も、途中から最後まで一気に読んでしまった。

ほらだって、気になるじゃん。

「クリスマス」の日に起こった事件って、やっぱり何か特別な意味をもってくるんだろうか。特に外国人の感覚では、そうなのかもしれない。

今回の犯人も、やっぱり意外な人物でした。

だって、絶対に遺産相続絡みの殺人だと思うがん?

そうしたら自然と、息子やその妻たちの中に犯人がいると思うがん?

その概念を見事に壊した形での犯人だったからなぁ。

ポアロのクリスマス ポアロのクリスマス

著者:アガサ・クリスティー 訳:村上啓夫
販売元:早川書房
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2006年2月18日 (土)

『こころの処方箋』 河合隼雄

一つ一つが短い章で出来ていて、だからこそ、こころにシュンッと届く感じだった。

この人、すごい人じゃわぁ。ほんまに。

例えば、「強い者だけが感謝することができる」という言葉。

この言葉好きだなぁ、と思った。

「ありがとう」というのと、「ごめんなさい」というのって、実は申し訳ないと思って謝っちゃうほうが楽なんよなぁ。

感謝するっていうことは、自分が下に出るような感じがするから。本当はそんなことはないんじゃけどね。

あと、自分が「不幸だ」と思っている人は、助けの手が来ても、それを当然だと思ってしまうこともある。

そうなると、感謝の気持ちは生まれないよな。

自分が一番不幸のように思っていても、実はそれほどでもない場合だって多いのに。

感謝の気持ちを持てることは幸せだよなぁ、と感じた。

迷って、どうしようもなくなったら、この本を読もう。

もちろん、書いてあること全てが自分にとって「正しい」わけではないけど、

苦しくなってしまった気持ちを、「大丈夫だよ」って元気づけてくれる本だから。

こころの処方箋 Book こころの処方箋

著者:河合 隼雄
販売元:新潮社
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2006年2月15日 (水)

『ワンピース 呪われた聖剣 』

ゾロの幼なじみ、こんなところ(映画)で出していいのか!??

まぁでも、筋としては面白かった!!

結構、RPGのゲームみたいな構成だったんじゃないかなぁと思う。

それから、赤い月からの結界を張るところとか、それが破られて島までどんどん壊れていくところとかは、かなり壮大な感じだったなぁ。

マヤのおばあちゃんにはびっくりしたし。あの腰の伸びが・・・すごっっ。。

ウソップがいいとこなしだったような気もするなぁ。穴で迷っとった時もルフィに助けられてばっかりだったし。なんとなく、それって違うんじゃないかなぁ、なんて思いながら。

まぁ、あれだけの時間で全部の主要メンバーに山場を作るのは難しいんだろうな。

今回はゾロの話だったわけだしね~。

ワンピース 呪われた聖剣 ワンピース 呪われた聖剣

販売元:東映
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2006年2月14日 (火)

『流しのしたの骨』 江国香織

流しのしたの骨 Book 流しのしたの骨

著者:江國 香織
販売元:新潮社
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すっごいタイトルだなぁ~。怖い話なのか???

というのが、最初の印象。でも、全然そんなホラーめいた話じゃなかった。

外から見たら、ちょっと変わっている、家族のお話。

でもなんか、一人一人がそれぞれ家族の役割というか、ちゃんと『位置』を占めとんよな。

それは、誰でも代われない。

その中でも、主人公のこと子ちゃんのお姉ちゃんのしま子ちゃんがすごく印象に残った。

やせすぎとも言えて、すごく危なっかしく見えるしま子ちゃんは、私の妹に似てたから。

ここに出てくる家族は、しま子ちゃんのそんな姿でさえ、「そんなものだ。」って受け入れていた。

そういうのって、すごいよなぁ。私には出来なかったから。だから、互いに苦しかったのかもしれないな。

それから、「リップクリーム」。

こと子は、外に出るときにリップクリームを塗る。

外の色々なものから、唇を守ってくれるから。

みんな、心にリップクリームを塗って外に出ることが出来たら、どんなにかいいだろう。

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2006年2月11日 (土)

『ロッタちゃんはじめてのおつかい』

めっちゃかわいい~~~!!

ロッタちゃん☆

たぶん、5歳くらいだと思うんだけど、その年齢の子どもの特徴がよく現れているなぁ、と関心しながら見てました。

反抗期だったり、「なんでもできるのよ」っていう想いだったり。

どれもこれも、かわいいんだなぁ。

それから、ロッタちゃんを見守る周りの大人たちの目がすごく優しい。

「だめ!」っていう言葉で叱ったりせずに、とりあえず、ロッタちゃんにやらせてみるんよな。で、うまくいったらすごく喜んでありがたがるし、うまくいかなくっても怒ったりしない。

そういう風に子どもを見守るのって、実はとても難しいと思う。

ついつい、「だめ!」って禁止したくなったり、「こうしたらうまくいくよ」って一番効率のいい方法を教えたがったりしてしまうから。

小さい頃は、大人から見たら無駄だとか、うまくいっていないとか思うことでも、ただ自分の力で何かをやろうとする、っていうことに意味があるにのにね。

ロッタちゃん はじめてのおつかい ロッタちゃん はじめてのおつかい

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2000/11/23
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2006年2月10日 (金)

お引越し。

他のブログから、映画と本のデータ全部のお引越しが終わHimg0136 りました!

はぁ~、さすがにくたびれた。

でも、そんなに数なかったなぁ、と思ったりも。

これからは、ここ一本になるから、自分で分かりやすくていいなぁ。

ふぅ。

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『熱球』 重松清

Book 熱球

著者:重松 清
販売元:徳間書店
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Photo_2 重松さんの作品は、優しい。おおげさじゃなくって、ささやかに、優しい。

 帰郷というものは、言いようもない気持ちをもたらす。懐かしくって、過ぎてしまった時がちょっと悲しくって、でも、大切なものにもう一度会えることが、嬉しい。私にとっての帰郷はそんな感じだ。

 だから、主人公、ヨージが帰郷に対していい感情をもてないのが、なんだか悲しかった。でもやっぱりヨージも故郷が好きなんよな。田舎で、外からのものを排除する、でも、想い出が詰まった、シュウコウのある田舎が。

 どんなに悲しいことがあっても、どんなにやりきれないことがあっても、「帰って」これる場所があるのって、すごくいい。

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『学校』

学校 DVD 学校

販売元:松竹
発売日:2005/11/26
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山田洋次監督の『学校』。

私は、何の疑問もなく学校に通ってきた人間だから。そして今も、当たり前のように大学に通っている。

大学に入るまで、そんな自分に疑問すらもってなかった。それが「当たり前」で、それ以外の生き方を自分に許していなかったんよな。思いつきもしなかったのかもしれないし。思わないようにしてたのかもしれない。

大学に入ってから、色んな出会いがあって、そんな考えも少し変わってきたけど。

とにかく、この映画の中の人たちはそんな私よりもはるかに色んな経験をしてきていて。「自分はバカだから・・・。」っていう言葉をよく言っていたけど、私には、何も考えずに生きてきた私の方こそバカだと思えた。そして、あの夜間中学に通う人たちの姿に、「学び」の本当の姿が見えた。

「学校」って、何だろう。

生徒と教師が本気で「学び合いたい」っていう気持ちをもっていることが教育の根本にあるべきなんだろうな。イノさんの姿は、一般的な基準からすると「かわいそう」な人なんだろう。でも、彼は同時に最後はやっぱり「幸福」になって亡くなったのだと思いたい。人生に疲れ果てながらも、イノさんが求めた「学び」が、今の子どもたちにあたえられているのかな。

『学校』(1993年)

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2006年2月 7日 (火)

『パンダコパンダ&パンダコパンダ雨ふりサーカス』

Photo_17 とにかく、ポジティブシンキングな女の子とパンダさんたちのお話。
で、すごい可愛い!!
パンダのまるっこくてふわふわした感じとか、
ミミちゃんのあのピンとはねたおさげとか。

嬉しすぎると思わず逆立ちをしちゃうっていうのは、
なんか、あふれんばかりの嬉しい・楽しい気持ちを表すにはぴったりだなぁ。
それから、ミミちゃんも、パンダさんたちも、絶対に
あきらめたりとか、深く落ち込んだりとかせんのよなぁ。
大洪水になって家が半分浸かっちゃっても、それを楽しんじゃう。
そういう気持ちってなんか素敵だなぁと思ったのでした。

DVDになったのは2001年みたいだけど、製作されたのは1972年!
そんなに前に作られたものなのに、今でも十分「見れる」作品です。

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