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2006年2月10日 (金)

『熱球』 重松清

Book 熱球

著者:重松 清
販売元:徳間書店
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Photo_2 重松さんの作品は、優しい。おおげさじゃなくって、ささやかに、優しい。

 帰郷というものは、言いようもない気持ちをもたらす。懐かしくって、過ぎてしまった時がちょっと悲しくって、でも、大切なものにもう一度会えることが、嬉しい。私にとっての帰郷はそんな感じだ。

 だから、主人公、ヨージが帰郷に対していい感情をもてないのが、なんだか悲しかった。でもやっぱりヨージも故郷が好きなんよな。田舎で、外からのものを排除する、でも、想い出が詰まった、シュウコウのある田舎が。

 どんなに悲しいことがあっても、どんなにやりきれないことがあっても、「帰って」これる場所があるのって、すごくいい。

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