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2006年3月16日 (木)

『誰も知らない』

そんなのって、ない。

見終わった後、そう思った。そんな風に生きる子どもたちの存在を、私たち大人が見逃しちゃぁいけなかったんだ。気付けるきっかけは、いっぱいあったはずなのに・・・。

子どもは、お母さんのことを絶対的に信頼する。だから、お母さんは、それを裏切っちゃいけないよ。絶対に。

なのに。

はじめ、「外に出ちゃいけないよ。」っていう、お母さんの言葉を忠実に守ろうとしている子どもたちを見て、なんだか『オオカミと七匹の子ヤギ』みたいだ、と思った。

歪んでるようだけど、でも、お母さんが居ることで、あの兄妹は楽しくやっていってたんよな。

それから、お母さんが帰って来なくなって。

子ヤギたちは、でもやっぱり、お母さんの帰りを待つんだ。

そこには、怖いオオカミすら訪れない。

アスファルトの間から出てくる花から、子どもたちが種を摂るシーンがあった。

その花は、あの子達自身の姿なのだろう。

そこに在るのに、気付かれない。

人は、「見よう」としないものは、目に入っていても「見えていない」らしい。

だからこそ、「見る」べきだったんよ。

あんなに悲しい結果になる前に。

あの子達は、すごく強い子のようで、本当は、とても「普通」の“子ども”なのに。

だれも、それに気付いて上げることが出来んかったんよな・・・。

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『 ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島 』

ワンピースっぽくない~~~。。。

なんか、現代日本アニメ映画を目指したような絵で、動きとか、ノリとかも、そんな感じ。

そのノリ自体は嫌いじゃないけど、「ワンピース」の映画でそれが出てくると、なんだか違うんじゃない、って思ってしまった。

ほら、ワンピースって、もっと直球でいいんじゃないかなぁ、って感じで。

絵も、何だかいつもと違う~。う~む・・・。

途中から、絵がめっちゃ怖くなる・・・。

子ども、映画館で泣いたんちゃうか(恐怖で)?ってくらいに、私にとっては怖かった。

ほら、1回死んだ敵さんが、どくろみたいになって喋ってる辺とか、ルフィの背中にめっちゃ矢がささっとる辺とか。まじめに怖かった。

嫌よー。そんなの、違う~。。。

「オマツリ島」で、「試練」が「金魚すくい」とか、「輪投げ」だって辺りは、面白い設定だったんだけどなぁ・・・。

そんなんで、なんだか「ワンピース」らしからぬ感じでした。

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『我利馬の船出』 灰谷健次郎

今自分が居る関係の中から、何も持たずに飛び出すことが出来ればいいのに・・・。

こんなこと、きっと誰でも考えたことがあるに違いない。

主人公の少年(我利馬:ガリバー)は、私たちがそのようなことを思う環境よりもはるかに悪い環境にいて、そして、実際にその思いを、『船出』という形で実行に移したのだった。

ただ、その“解き放たれたい”という思いを達成することで、自分の抱えていたものの大切さに気付く、という皮肉な体験もする。

ガリバー少年がであった、「だれでもの世界」の住人のおっさんって、すごいステキな人だと思った。ただ、おっさんも、すごく色々な辛い経験をしてきて、やっとその境地に達したみたいだった。人は、それぞれに、自分の想いで動き、そして他の人に多くを求めすぎるのかもしれない。

ガリバーが到着したのは、何もかもがやたら大きい国。そこで、大きさは比べ物にならないけど、自分と同じくらいの年齢の少女ネイと出会う。

物理的な大きさこそ違うけど、でも、二人は心を通わせていく。

その時のガリバー少年は、以前の、自分の境遇を怒るだけの少年ではなくなっていた。

優しさとか、そういうものに触れると、人は強くなれるのだろうな。

人を遠ざけようとしていたガリバーは、最後には大きな人たちに受け入れてもらえるよう願うようになる。

彼を変えたのは、彼自身と、周りからの本気の関わりなのだろう。

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2006年3月13日 (月)

『「王様のレストラン」の経営学入門―人が成長する組織のつくりかた 』 川村 尚也 著

今、サークルの代表をやっていて、んで、この本を人に薦められたので読んでみた。

『王様のレストラン』は、三谷幸喜さん脚本の、テレビドラマ。

ちょっと前に放映されたんじゃけど、なかなか面白かった記憶がある。

メンバーがそれぞれ個性的で、初めは傾いていたレストランを徐々に立て直していく、ってい話。

この本を読んで、それぞれに役割を持つことが大切だと思った。

あとは、強いリーダーシップって、実はそんなに必要ないらしい。

それぞれが成長し合える、っていう組織は確かに理想的よなぁ。

まぁでも、完全にリーダーシップを取り除くと、組織としてまとまらない気もするけどねー。

あとは、出来るだけ多くの時間をメンバーと共に過ごすこと!

私はよく、休みたいからって、割と時間が空くとさっさと帰っちゃってたんよなぁ。

確かに、それってつまらんし、深い話も出来んもんなぁ。うん、うん。

もうちょっと、じっくり時間をかけて、メンバーと向かい合ってみようかな。

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『青い山脈』

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とりあえず、主題歌が聞きたくて借りてみた。

いやぁ、主題歌は、なんか“いかにも懐メロ”って感じてよかったわぁ。

今とは、全然価値観が違うわぁ。男女観に関しての。

いや、多分、今の価値観に近づこうとしている時の作品なんだろうな。

なぜ、「青い山脈」というタイトルなのかはいまいち分からんかったけど。

吉永小百合は、昔からキレイだったんじゃなぁ。

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『パリで一緒に』

オードリーが、やっぱりすごくきれい!かわいい!

二人で対話の中からお話しを作っていくという設定って、最近では『笑いの大学』がそうだったなぁ、なんて思いながら見た。

話の合間合間に、想像シーンが出てくるのは、なんだかワープしたみたいで面白くて好きだなぁ。

『笑いの大学』と違うのは、二人がいい男といい女だったこと、かな。

恋にあっという間に落ちちゃうんだもんなぁ・・・。

パリの雰囲気が、そういう感じなのかなぁ。

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2006年3月 3日 (金)

『ガープ』

空は、あこがれ。

海は、恐れ。

たくさん間違って生きたって、いいのかもしれない。

それでも・・・、って、思って、希望を捨てなかったらいいのかもしれない。

悲しみも、喜びも、過ちさえも、全て忘れず、大切にとっておけるといいな。

それから、大切な人とそれをみせあえるといいな。

話の中で、フェミニズムが大きく取り上げられていた。

欲望を嫌悪する母親と、それをみて育つけどべつにそんなことない息子。

そういう時代の話だったのかな?

ガープ氏が、お母さんが打たれて死んじゃうその前の別れ際に、「父親がいなくてよかった」って言ったことには、どんな意味があったんだろう。

欲望っていうのも、やっぱり人生には必要なんじゃないかな。

ほら、スパイスみたいに。

ガープの母親も、欲望を憎みながらも、すごく興味を示していたし。

なにより、そこから子どもも生まれるわけだし。

別に、そこまで嫌悪すべきものじゃないのかも。

それにしても、まさかガープが、プーに撃たれるなんて。

あの子がガープを、歪んだ形であれ好いていたのは間違いないと思う。

あれもまた、欲望の一つの形の果て、なのかなぁ。

そうだったら、なんか、かなしいな。

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『トットちゃんとトットちゃんたち』 黒柳徹子 

アジア・アフリカの子どもたちの様子を、ユニセフ親善大使の黒柳徹子さんの目からみて、描いた本。

読み進めていくと、たくさんの問題がみえてくる。

私たちが、信じられないような、劣悪な環境の中で育つ子どもたち。

それでも、人を想っていたり、感謝の気持ちをもっていたり。

そして、何より、愛情を欲している子どもたち。

私は一体、何をしているんだろうって思う。

私がフィリピンで見てきた、スラムの子どもたちも、お世辞にもステキとはいえないところにすんでいたあの子どもたちも、やっぱり白い歯を見せて、笑っていた。

黒柳さんの言うとおり、すごく澄んだ目をしている子どもたちだった。

「日本の子どもは恵まれている」

まずは、その認識から始めないといけないのだろう。

それから、世界の子どもたちに少しでも心を傾けられる大人が増えるといいな。

大人たちの影響をもろに受けるのは、子どもたちだ。

そして、大人は自分と同じような大人を育てようとするから、連鎖が続く。

別に、それを望んでいるわけじゃなくっても、「そうするしかない」という状況。

私に一体、何ができるというのであろうか。

トットちゃんとトットちゃんたち Book トットちゃんとトットちゃんたち

著者:黒柳 徹子
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