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2006年4月 2日 (日)

『博士の愛した数式』 小川洋子

博士の愛した数式 Book 博士の愛した数式

著者:小川 洋子
販売元:新潮社
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1月に映画化されたお話の原作本を読みました。

映画はまだ観てないんだけどね。

お話しは、ずっと、優しい、あたたかいペースで進んでいきます。

それは、博士と、家政婦さんと、その息子ルートの三人の醸し出す空気そのものなんだろうなぁと思いました。

数式の中には、たとえそれがすごく単純なものであっても、いや、単純なものであればあるほど、無限のすばらしい世界が拡がっている、という感覚は初めて感じたものだった。

数学、嫌いだったのになぁ。

ステキだなぁ、って思っちゃった。

80分しか記憶を保つことが出来ない博士にとって、朝を迎えることはその度に恐怖を味わいなおすこと。

その事実に私も気付いて、すごく哀しくなった。

自分がそうだったら、きっと耐えられない。

いや、毎朝愕然とすることすら覚えていないのかぁ・・・。

そんな時に、毎日、きちんと自己紹介からはじめてくれる家政婦さんとルートは、細やかなか心をもっている人たちだなぁと思った。

3人が互いを想う姿を、その気持ちの少しでも、私は持っていたいと思った。

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