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2006年12月29日 (金)

『不安な童話』 恩田陸

一体、この小説はどこに行き着こうとしているのだろうか。

「生まれ変わり」だと言われて、画家高槻倫子が殺された真相究明に駆り出される主人公、古橋万由子と一緒に私もなんだか不安になりながら、話がすすんでいった。なんだか、なぞがなぞを呼ぶ感じで、問題はどんどん込み入ってくるし、辛くなってくるし。

どんどん読みたくなってしまった。

まさか、最後の最後になって、主人公のお姉さんが出てくるとは思わなかった!たしかに、家の刃物類が全部隠されている、っていう点には違和感はあったんだけどね、忘れてたし。

恩田陸さんの作品、もっと読んでみたいなぁ。

不安な童話 Book 不安な童話

著者:恩田 陸
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2006年12月13日 (水)

『名探偵コナン 水平線上の陰謀』

単純なトリックだなぁ・・・・と思っていたら、おっとドッコイ、どんでん返し。

でも、私はあの船の設計士の女の人は絶対に、小五郎おじさんの奥さん(妃さん)の変装だと思っていたのになぁ・・・。それに、どんでん返しの割には、怪しいのは分かっていたのでそこまではビックリしなかった。

コナンくんと蘭の映画ならではの恋愛模様(?)も、少しマンネリ化してきた感じもしなくもないなぁ。蘭がピンチになって、コナン君が「ら~んっっ!」って叫びながら、助けに行くやつね。(まぁ、今回は小五郎おじちゃんも一緒だったわけだけど・・・。)船が沈みそうになるのに、蘭が取り残される状況も、予想できたしねぇ。

小五郎おじちゃんと、真犯人の女性が、空手(かな?)で戦う場面のBGMは、何だかドキドキして良かった。コナンの映画は、音楽で盛り上げるのが上手だと思う。小五郎さんが自分の推理で犯人を追い詰めるところが、この映画のミドコロかもしんない。珍しいし。

最近、コナンくんのアニメ見てないです。。

今、どうなってるんだろう・・・。

あ、ちょうど今日が劇場版の最新作がビデオになった日なんだぁ。あ、なんかオールスター集合っぽい。

また見よっと。

名探偵コナン 水平線上の陰謀

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2006年12月 9日 (土)

『ナビィの恋』

音楽がいい。

色がいい。

沖縄がいい。

なんだか、ストーリーなんでそっちのけで、その音楽や色の鮮やかさ、沖縄の魅力に引き込まれてしまいました。

「十五の春」を主題とした映画でした。この唄、私も大好きです。なんともいえず切なくって。お話の中ではこの唄を登場人物の心情にあわせていろいろ替え唄にしてあったり、いろんな楽器で演奏されていたり。

そう!楽器とか曲のバリエーションにもびっくりなんよ。バイオリンが混じっての「十五の春」にまず驚かされて、そのあと、アイリッシュの曲にビックリして、それから、くんじゃんジントヨーも好きな唄だし、ハバネラまで歌っていたりするし・・・。あ、ロンドンデリーの歌とかもあったなぁ。とにかく、色んな音楽をごちゃまぜにして、沖縄に詰め込んだ感じ。それがすごく気持ちいい!

映画を見て、サントラを本気で聞きたくなったのって初めてかも。

沖縄の人を役者さんに使っていて、変に飾るところもない映画です。沖縄弁って優しいなぁ・・・。

でもまさか、ナビィおばぁ(平良とみさん)が、本当にあの歳で駆け落ちするとは・・・。島に残ってると思ったんだけどなぁ。おじぃ(登川誠仁さん)はユーモラスな人で、全くもって悲壮感はなかったけど。始めから、いつかこうなることが分かっていたのかもしれんなぁ、とぼんやり思ったり。おじぃの、唄とか雰囲気とか、すごいいいなぁと思いました。(後で知ったのだけど、沖縄の“大物”さんのようです。)

やー、沖縄行きたい。

粟国島・・・かぁ。。。いいなぁ。

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2006年12月 2日 (土)

『リリィ・シュシュのすべて』

これもまた、本は読んでいませぬ。映画から。っていうか、映画だけ観て、これはどんな書き方をされた本なんだろう・・・と思った。

主人公が語るのはあくまでネット上の“フィリア”というハンドルネームを通してのみ。それがきっと、彼の「リアル」の表れなのだろう。ネット上ではリリィのファン(信仰者といってもいいくらい)として、雄弁に語っているけど、現実ではほとんど喋ることもなく、ただ、全ての悲しみや辛さなんかから逃げるでもなく、受け取るでもなく、その傍にいる感じだった。

登場人物たちが、時がたつにつれてどんどんと傷ついていって、表情をなくしていった中で、蒼井優さん演じる少女だけは、笑っていた。彼女だけは、どんなに自分で自分を汚そうとも、純粋に笑っていたのが、印象的だった。だからこそ、彼女は自殺という形でしか自分を救えなかったのかもしれない。

それまで星野(忍成修吾)に従っていた主人公・雄一(市原隼人)が、リリィのコンサートのチケットを捨てられてしまった時に始めて反抗(それも、“刺す”という形で・・・)したという事実が、なんだか衝撃的だった。

この話は、中学生たちの話だから、登場人物を“子どもたち”と呼ぶことができそうなものなんだけど、田舎でそだった私には、あんな中学生とか信じられん感じではあったけど。っていうか、今の私より、成熟しとるんちゃうか・・・?

リリィ・シュシュの名前でCDも出したみたいで。未だにレビューがついていることには驚いた。当時のことは覚えてないけど、結構話題になったのかなぁ?小林武史さんは結構好きなので、リリィ・シュシュの音楽の世界は、私は結構好きかもしれない。

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『ブレイブ・ストーリー』

RPGみたいだ、というのが第一印象。

宮部みゆきさんの原作は読んだことがありません。

ので、物語の途中が大幅にカットしてるのは(Aqua Timezの曲に載せて、場面場面だけが切取られている感じ)、すごく残念だった。まぁ、時間の関係でそうせざるを得ないんだろうけど・・・。それとも、「興味を持ったら原作をよんでね☆」ってことなのか??確かに、読みたくはなったので、それだと成功だなぁ。。

物語が大幅にカットしてあるので、主人公のワタル(声:松たかこ)がいつの間にか強くなっていたり、キ・キーマたちとの関係性が深く語られないまま最後を迎えたりと、ちょっと物足りない感じもしたかな。

ミツル(声:ウエンツ瑛士←ウエンツ君の声と知らずに見ていたんだけど、なかなかかっこよかったです。もちろん、松たかこさんの声は抜群にハマっていたし!)の最期は、あれでよかったのかなぁ。。家族を取り戻すために、ヴィジョンに入ったワタルとミツル。大切にしないといけないものって、一体何なんだろう、と考えさせられます。現実と向き合うことから逃げ出したい時は、多分誰にでもあるから。でもそんな時に、その現実が変わることを、何もせずに待っているだけじゃあだめなんだろうな。足掻いてみることも、きっと時には必要なのだろう。

たとえ、現実が変わりそうにない時でも、足掻いた自分は、足掻かなかった自分より、ちょっとは好きになれるはずだと思うから。

なんせ、なんだかんだいっても、「現実」で生きるしかないんだからなぁ。

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